2016年1月20日水曜日

About the security content of iOS 9.2.1

About the security content of iOS 9.2.1
https://support.apple.com/ja-jp/HT205732

上記 URL の iOS のセキュリティアップデートの翻訳

1) Disk Images

 ディスクイメージの解析処理においてメモリ破壊が存在することが原因で、ローカルユーザがカーネル権限で任意のコードを実行できる脆弱性。(CVE-2016-1717)

2) IOHIDFamily

 IOHIDFamily API においてメモリ破壊が存在することが原因で、ローカルユーザがカーネル権限で任意のコードを実行できる脆弱性。(CVE-2016-1719)

3) IOKit

 拡張メモリの取り扱いにメモリ破壊が存在することが原因で、ローカルユーザがカーネル権限で任意のコードを実行できる脆弱性。(CVE-2016-1720)

4) Kernel

 拡張メモリの取り扱いにメモリ破壊が存在することが原因で、ローカルユーザがカーネル権限で任意のコードを実行できる脆弱性。(CVE-2016-1721)

5) libxslt

 libxslt にタイプ混同問題が存在することが原因で、悪意のある Web サイトを閲覧することで任意のコードを実行される脆弱性。(CVE-2015-7995)

6) syslog

 拡張メモリの取り扱いにメモリ破壊が存在することが原因で、ローカルユーザがカーネル権限で任意のコードを実行できる脆弱性。(CVE-2016-1722)

7) WebKit

 WebKit に複数のメモリ破壊が存在することが原因で、悪意のある Web サイトを閲覧することで任意のコードを実行される脆弱性。(CVE-2016-1724, CVE-2016-1725, CVE-2016-1726, CVE-2016-1727)

8) WebKit CSS

 "a:visited button" CSS セレクタが要素の高さを評価する処理においてプライバシー問題が存在することが原因で、ユーザが与えられたリンクを閲覧することで Web サイトを知ることができる脆弱性。(CVE-2016-1728)

9) WebSheet

 あるキャプティブ ポータルに cookies を読み書きすることを許す問題が存在することが原因で、悪意のあるキャプティブ ポータルがユーザの cookies 情報にアクセスできる脆弱性。(CVE-2016-1730)


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